ジャンプで人気連載していた「アクタージュ」の原作者が逮捕されるという衝撃的な事件が起こりました。
2022年にはアクタージュの舞台化も決定しており、「そろそろアニメ化されるのでは!?」と囁かれていたなか・・・
無情にもアクタージュ打ち切り連載終了が決定しました。
今回の事件で気になる
- アクタージュ原作者(マツキタツヤ氏)の経歴プロフィールについて
- 原作者逮捕の事件経緯は?
- アクタージュ以外で、作者逮捕となった作品とその後は?
- アクタージュが連載打ち切りになった理由は?
- 進行中のアクタージュ関連プロジェクトと、今後の処遇(打ち切り後)について考察
をまとめました。
アクタージュ原作者は誰?年齢や経歴などのプロフィールまとめ
今週のジャンプはマジどこ見ても美麗夜凪さん。マジどこ見ても美麗夜凪さん。新連載の僕とロボコ、ツボでした。 pic.twitter.com/MlJnUHyct3
— マツキタツヤ (@machi8mura) July 6, 2020
ご存知の方も多いと思いますが、
「アクタージュ」は作画・原作者の2人で作品制作を行っています。
- 原作:マツキタツヤ
- 作画:宇佐崎しろ
今回逮捕されたのは、原作者のマツキタツヤ氏です。
- 本名:松木達哉
- 生年月日:1991年5月29日(現29歳)
- デビュー作:阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ(2017/9)
- 好きな作品:HUNTER×HUNTER、幸村誠作品
作画を担当している宇佐崎しろ氏とは、デビュー前からもTwitterなどで交流していたようです。
過去に「作画原作で仲がいい?」と取材を受けたこともあったようですね。
マツキタツヤ:もともとデビュー前に、僕がつたない漫画を描いて、ツイッターにアップしていたことがあったんです。それを誰かがリツイートしてくれて、宇佐崎さんが反応してくれたのが始まり。ちょうど2年前くらいですね。
宇佐崎しろ:「面白いです!」ってリプライを飛ばして、フォローさせていただいたんです。
引用:ananニュース
原作者マツキタツヤ氏逮捕の事件経緯は?
こちら、学校や仕事の帰りにぜひ本屋さんで買って欲しい3点セットになります。 pic.twitter.com/hSOJAWhBXB
— マツキタツヤ (@machi8mura) February 4, 2019
原作者マツキタツヤ氏が逮捕された事件の経緯はコチラになります↓
- 事件現場
東京都中野区 - 被害者
女子中学生 - 経緯
6月18日午後8時ごろ、女子中学生の背後から身体を触り、その場を自転車で逃走。その後、現場の防犯カメラを解析したところ松木氏が容疑者として浮上。松木氏も警視庁の取り調べに対して、「概ね間違いない」と容疑を認めている。
この女子中学生以外にも、近くで同じような被害にあった女子中学生がいるとのことで・・・関連性があるのでは?と調査されています。
今回の事件では、マツキタツヤ(松木達哉)氏みずからが犯行を認め、2020年8月8日に逮捕となりました。
当初、関係各社とも・・・
舞台アクタージュ公式(ホリプロより)
原作者における一連の報道におきまして、現在弊社としても事実関係を確認中でございます。
本オーディションならびに舞台の今後に関しましては、改めてご報告させていただきますので、何卒宜しくお願い申し上げます。㈱ホリプロ / ㈱ホリプロインターナショナル
週刊少年ジャンプより
この度、週刊少年ジャンプにて連載中の「アクタージュ act-age」原作者のマツキタツヤ先生に関する報道がなされましたが、この件につきまして編集部としましては重く受け止めております。
事実関係を確認した上で、適切に対処して参ります。
読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。
2020年8月8日
週刊少年ジャンプ編集部
上記のように『事実確認後に、今後の対処を発表する』としていましたが・・・
《打ち切り連載終了》が決定したことを考えると、マツキタツヤ氏の容疑は決定事項のようです。
アクタージュ以外でも作者逮捕となった集英社作品とその後
ふぁ!!?
逮捕で連載終了とか、完全に
世紀末リーダー伝たけし現象やんけ!!!!アクタージュ…面白かったんやけどな…残念である pic.twitter.com/JFfKGc23sr
— 羽杉👯♀️🌻🏴☠️ (@PasugiUtuho) August 8, 2020
今回のマツキタツヤ氏以外にも、集英社の人気作者が逮捕された事件が過去にありました。
「しまぶー」の愛称で馴染みのあった「島袋 光年」氏。
代表作は
- 世紀末リーダー伝たけし
- トリコ
2002年、出会い系サイトで知り合った女子高生(16歳)と援助交際をしていたとして児童買春禁止法違反により逮捕された。このため、当時連載中だった『たけし』は打ち切りとなり、既刊も絶版となる厳しい処分となった。
同年、また別の女子高生を買春したとして再逮捕される。
「ワッキー」が愛称の大御所「和月伸宏」氏。
代表作は言わずとしれた・・・
- るろうに剣心
- 武装錬金
2017年に、女児の裸の映像がおさめられたDVDを複数所有していたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反で逮捕された。
このため、当時ジャンプSQで連載中だった『るろうに剣心(北海道編)』は、休載となる。
ファンの間では、このまま打ち切りになるのでは?と囁かれていたが・・・2018年に連載再開となった。
どちらも人気漫画家の2人でしたが・・・「たけし」にいたっては、打ち切り・既刊絶版のかなり重い処分となりました。
一方で、『るろ剣』は休載ののちに、連載再開と・・・作品としては救済措置が引かれた形になります。
アクタージュが連載打ち切りになった理由は?
アクタージュここで打ち切りはマジでやばいって、いざ戦場へ…作者監獄へ#アクタージュ pic.twitter.com/rXh02lZBJK
— 綺凛@ダンメモ/グラクロ (@kirin1176) August 8, 2020
アクタージュ連載終了(打ち切り)の理由として、ジャンプ編集部より以下のような公式見解が発表されています。
編集部ではこの事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ先生と話し合いを持ちました。その結果、『アクタージュ act-age』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました。
事件の内容と、「週刊少年ジャンプ」の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました。
引用:ジャンプ公式サイトより一部抜粋
全国誌の中でもトップクラスの影響力がある週刊少年ジャンプですから・・・今回の事件における影響を考え、連載終了としたのでしょう。
今回のマツキタツヤ(松木達哉)氏が引き起こした事件は、犯罪性が極めて高いのも打ち切り決断の大きな要因でしょう。
合意の意思がない、女子中学生に強制猥褻行為を犯したのですから・・・過去の島袋氏・和月氏以上の事件性と考えられます。
このため既刊も絶版になる可能性が高いと予想されます。
進行中のアクタージュ関連プロジェクトと、今後の処遇(打ち切り後)について考察
アクタージュ打ち切りになってしまうのかな?。゚(゚´ω`゚)゚。
黒山さんの映画が5年遅れるどころか完成しないまであるじゃないか… pic.twitter.com/p6nhuiOAlN— モフリン (@MohurinMohurun) August 8, 2020
現在のところアクタージュで進行発表されているプロジェクトは、
- ジャンプ連載
- アクタージュ専用特設サイト設置
- ホリプロとのタイアップによる2022年舞台化
- 企業コラボ「夜凪 女優化プロジェクト」
などがあります。
連載も『大河ドラマ編』と大人気の章が連載中なので、集英社としても人気絶頂での連載終了(打ち切り)は手痛いところでしょう。
実際に、ジャンプ連載作の中でも『特設サイト』まで設置されていたアクタージュは、看板作品扱いでした。それだけ集英社の期待を背負っていたことがうかがえます。
しかし、既刊も絶版になる可能性が高い現状を考慮すると・・・これらすべてのプロジェクトが終了になると考えられます。