ライフスタイル

とくダネが2021年に終了はなぜ?本当の理由は視聴率低迷による打ち切りなのか?

とくダネが2021年に終了はなぜ?本当の理由は視聴率低迷による打ち切りなのか?

1999年より放送を続けている「とくダネ」が、2021年に終了すると正式な発表があった。

同番組は、朝の情報ニュース番組としては長年にわたり高視聴率を叩き出している。そんな人気ニュース番組の突然の終了報道に、「なぜ?」と疑問の声も少なくないだろう。

今回は、

  • とくダネ終了の本当の理由

について、さまざまな角度から情報をまとめました。

とくダネ終了理由①:コロナによるテレビ局の収入減が原因?

2021年のとくダネ終了について・・・最も大きな要因として考えられているのが、「テレビ局の収入減少」です。

7/27の文春オンラインの記事によると、

コロナの影響で広告収入が大幅減になり、フジは制作費を削減するため、出演者に高額なギャラを払っている番組の見直しを始めました。まずは、安藤優子さんが司会の『直撃LIVE グッディ!』の9月終了を決定。小倉さんに『とくダネ!』の来年3月打ち切りが伝えられたのは、『グッディ!』終了が報道された7月初旬のようです。小倉さんは『フジが大変なのだったら』と、五輪を待たずに勇退を決意したと聞いています

引用:文集オンライン

とこのように取材で明らかになりました。

実際にコロナ禍の影響で、民放各社は広告収入が大幅に下落東京新聞のデータによると、5月の民放広告収入は・・・なんと前年度の4割も落ち込んだと発表されている。

多くの企業がコロナの影響で閉店に追いやられている現状を考えると、「なるほど!」と頷けるかもしれない。

だか、とくダネは過去にも「終了するのでは?」とメディアでも報じされていたことを考えると・・・一概に『番組終了』はコロナの影響だけで片付けれるものではないだろう。

とくダネ終了理由②:小倉智昭メインキャスターの体力的な問題?

実は2019年の段階でも、「とくダネが終了」すると週刊文春にて報じられた経緯がある。

長年同番組を盛り上げた笠井信輔アナの退社したことをきっかけに、いったん『とくダネ』を終了して、後続番組に笠井さんをメイン起用にするのでは!?と話が持ち上がったためだ。

とうの小倉さんも乗り気だったようだが・・・ただ「笠井さんのため」というわけでもないらいし。

同じく週間文春によれば

ここ数年、自身の衰えを感じた小倉さんは〝生涯現役〟というモットーを捨て、花道を作って隠居に入る筋道を立てていたそうです。その〝後継者〟に指名されたのが笠井。フジ退社の際も、小倉さんが強く誘い入れたことで事務所入りが実現したそうです

引用:エキサイトニュース

とある。

事実、メイン司会の小倉智昭さんは2016年の膀胱ガン手術以降・・・入院や療養で何度かとくダネを休養している。

2020年で73歳を迎える小倉さんの年齢を考えても、体力的な理由で「とくダネ終了」は十分考えられるだろう。

とくダネ終了理由③:本当の理由は視聴率の低迷?打ち切り前に終了か?

かつて”朝の顔”として視聴率No1を誇っていた「とくダネ」も、視聴者の好みの多様化にともなって・・・徐々にその人気に陰りが見えていたようだ。

同じ時間帯のニュース番組

  • あさイチ
  • モーニングショー
  • スッキリ

などにたびたび民放1位の座を譲っており、2020年1月以降は民放3位に転落することもしばしばあった。

朝のニュースの需要自体は変わらないまでも、WEBニュースやニュースアプリの登場でテレビ離れが進む中・・・ライバル番組の台頭に苦戦を強いられていたようだ。

2021年に「とくダネ」終了も、もちろん複合的な理由からの決断だと思うが・・・その中で視聴率の低迷」「テレビ市場の減少」は大きな要因の1つとして考えられるだろう。

<参考サイト>
Wikipedia